ネイティブに英語を教えてもらえば英語は伸びる?

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(↑夏の晴れた日には公園をサイクリング。)


前回のエントリ:ランゲージエクスチェンジを試みた、結果。のつづき。


バンクーバーでは無料で言語を教えあう「ランゲージエクスチェンジ」の他に、1対1または少人数で英語を教えてもらう「チューター」というものもわりと一般的である。


同じESL(語学学校)に通っていた友達(日本人)が、“英語の伸びが足りないから”と言って帰国直前にチューターを受けていたし、
仲がよかった韓国人の友達はESLに通いながらチューターを受けていたし、
もう一人の韓国人の友達はESLを卒業した直後からチューター、それも韓国人のチューターに英語を習い始めた、と言っていた。


私が疑問に思うのは、
“私はネイティブイングリッシュスピーカーなのであなたに英語を教えられます。”という広告を新聞やインターネットで何度も見たことがあるのだけれど、
果たしてそのうちの何人が、
言語の教え方を知っているのだろうかということ。


チューターというのは言語を教えるための教育を受けていたり、資格や経験がなくても、誰でも始めることができ、また政府への登録なども要らないので、レッスン料の中から税金などを収める必要もない。つまりは‘お小遣い稼ぎ’でやっている人も多いらしい。


私も以前はチューターというものに興味があったので、上記の友達3人にいろいろ聞いてみたところ、そのように教えてくれた。彼らは一様に“1対1だから学校よりは自分が話す時間もあるし、質問もすぐに聞けるところはいいけれど、英語が上達しているかと言うと・・・。でも何もしないよりは、ね。”
と言っていた。


私はESLを卒業して、その後個人で英語を習うようになったのだけれど、
“あ、これはチューターではないのだな”とすぐに分かった。


なぜなら先生から英語を習い始めて10日後には、あれほどバカにされて悩んでいた私のカタカナ英語が“よくなった”と元クラスメイトに言われたからである。
英語を効果的に勉強する:2を参照。)



ネイティブであれば誰でも言語を教えられるのであれば、
私だって日本語を教えようと思えば今すぐにでもできるということ。

でもバンクーバーで私が個人で英語を習っていた先生から、
レッスンの時カナダのカルチャーと比較した日本のカルチャーについて説明を聞いたときに、
“えっあれってそういう意味だったの?”と、ネイティブイングリッシュスピーカーの先生からネイティブジャパニーズスピーカーの私の方が教えられることも多く、
私は日本で生まれて、日本で20年以上育った、れっきとした日本人だけれど、
自分のネイティブ言語である日本語を
分かりやすく系統立てて、言葉で他人に教えることができるかと言うと、
まるで自信がない。


日本語を勉強しているネイティブイングリッシュスピーカーの友達から、一度
“Cocoは語学の才能があるに違いない。お金を払うから僕にチューターとして日本語を教えてくれないか?”と聞かれたことがあったけれど、
私は自分に語学の才能があるなんて思ったこともないし、
教えるための知識も技術も何もないし、
金銭のやり取りがないランゲージエクスチェンジすら荷が重すぎてできないのに、
お金をもらって教えるなんてとんでもない、と思い、
丁重に断った。


カナディアンの友達から日本語の質問を受けても、

答えられないので“後で調べてから教えるね”と言うことも多いし、

日本語能力試験1級に合格したカナディアンの友達にどんな問題が出るのか聞いてみたとき、

“うさぎの数え方って知ってる?”と聞かれ、
“知ってるよ、羽(わ)、でしょ?”

“じゃあ、本棚は?” 
 “本棚? う~ん・・・。”    
(正解は「本」)

“刀は??”
“一本二本・・・じゃないんだろうね。ハハハ・・・(誤魔化し笑い)”  
(正解は「振り」)


・・・カナディアンの友達の方が、日本語ネイティブの私よりもよっぽど知っていた。 


これは逆のことも言えて、
私の日本人の友達の一人が、クラスメイトは彼女以外全員カナディアンの学校(つまり語学学校ではない)に通っていたとき、
クラスメイトからしょっちゅう英単語のスペルを聞かれるので驚いた、と言っていた。
それも日本では中学校で習うような、簡単な単語を聞かれるらしい。


私の先生が、自分が生徒に教えていることを、自分と同じネイティブイングリッシュスピーカーであれば誰でも同じように説明できるのだろうかと思って、ある日自分のカナディアンの友達に
“ Must と Have to ってどうやって使い分けてる?”と聞いてみたのだそうだ。

すると友達は
“同じだよ。 Need to を使ってもいいよ。”
と答えたのだそうだ。


私はたしか中学校で、Must も Have to もどちらも「~しなければならない」という意味だと習い、
その違いはというと、Must のほうが Have to よりも強い(?)という曖昧な理解しかしていなかった。
当時の宿題やテストの「次の2つの英文の意味が同じになるように空欄を埋めなさい。」という問題で
Must と Have to が頻出していたような記憶もある。

だからこの2つの助動詞の意味はほぼ同じで、どちらを使っても大した違いはないのだと思っていた。


けれど、
先生から Must と Have to について習ったとき、英語を効果的に勉強する:4のように、そこには明確な違い、使い分けのルールがあるのだと知った。

もちろん Need to も同じではない。


ネイティブである=ネイティブ言語を教えることができる、
ではないと私は思う。


*お知らせ*
私の先生が日本でも英語を教えてほしいとの依頼があり、2月の下旬に来日するそうです。今のところ、東京・名古屋・大阪・広島に行くことが決定しています。
もし先生から、カナダ留学やカナダでの生活について聞きたい、英語の勉強の仕方について知りたい、日本でレッスン受けてみたい、という人がいらっしゃればご連絡下さい

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プロフィール

Coco

Author:Coco
カナダ・バンクーバーで2012年ワーホリを経験。日本で何年勉強してもカナダで語学学校に通っても英語が話せなかったのに、その後「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で英語を学び、3ヶ月ほどで英語が話せるようになりました。
(ワーホリ終了後好奇心でTOEICを受けたところ970点でした)

帰国後の現在は都内企業で英語を使って働いています。

カナダでワーホリ中は始め語学学校に通っていたのですが、3ヶ月経っても英語が話せているとは思えず、かなり悩んでいました。
でもその後、知人から聞いて、日本の学校教育とも英会話スクールとも、海外の語学学校とも違う、
「暗記ナシ・教材ナシ・宿題ナシ・筆記用具もナシ」の方法で英語を学ぶようになりました。

すると今度は同じ3ヶ月で、現地の人とも臆することなく英語で会話できるだけでなく、英語が「自然」だと言われたり、「日本人の英語っぽくないから日本人だとは思わなかった」と言われたりするようにもなっていました。

英語を暗記しても話せるようになるのは難しい。
逆に、勉強方法を変えたら英語が話せるようになるのは簡単です。

私がブログに書いている自分の経験、とくに英語の勉強方法については、「英語を暗記しなくていいなんてアリエナイ」とのメッセージを頂いたこともあります。

「英語を暗記しない」・「英語は簡単」など、"常識"と反対のことを言っていますのでそう思われる方もいて当然だと思います。

でもそう言う方に是非お聞きしたいのですが、
「散々英語を暗記してきて、今、英語が話せるようになっていますか???」

***
・このまま勉強を続けたところで英語が話せている自分が想像できない
・留学やワーホリを考えているが英語が話せないまま海外に行って本当に大丈夫なのか?
と思っている方。

私もバンクーバーで英語を個人で学ぶようになるまで同じ疑問や不安を持っていました。

「暗記ナシ・教材ナシ・宿題もナシ」の、今までとは違う英語の勉強方法に興味がある方、英語を使って海外で仕事にボランティアに旅行に友達作り・・現地で自分が本当に望むワーホリ&留学がしたい方はご連絡ください。

◆ワーホリの王道(日本人が経験する「ワーホリの王道パターン」とは。)を行かないために、私がバンクーバーで受けていた英語を「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で学んだユニークな英語レッスンについてはこちら→
  • 英語を効果的に勉強する
  • 【動画で説明】一般的な英語学習の問題点。なぜ母国語を習得するのは簡単で、外国語を習得するのは難しいのか。

  • ◆レッスンは現在カナダだけでなくフィリピンやオーストラリア、日本でも受講できます。
    ◆オンライン(Skype)レッスンもあります。
    ◆レッスンを1ヶ月フィリピンで受けられ、現在カナダでワーホリ中のAmiさんのブログとインスタとツイッター
    →ブログ:My life
    →いつも同じガイドブックじゃつまらない。AmiさんのInstagram
    →英語や現地の日々奮闘している生活情報。AmiさんのTwitter

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