英語のために海外に行くことができる、日本人の恵まれた環境。

バンクーバーで出会った私の友達には旅好きな人が多い。
その中の一人、あるカナディアンの友達は今度休暇をもらったのでイタリアに7週間滞在すると教えてくれた。
私が “7週間?!そんなに休暇がもらえるの? すごいね~、日本ではまず考えられないよ。” と言うと、

彼は “はっはっは~。そうだろうね。
こういうことわざ知ってる?
日本人は7日間旅行する、
カナディアンは7週間旅行する、
ヨーロピアンは7ヶ月間旅行する、
って言うんだよ。” と、ジョークを飛ばしていた。

さて私は自分が行ったことのない、知らない世界について話を聞くのが大好きである。
日本への一時帰国のついでに東南アジアまで足を延ばし、それからバンクーバーに帰ってきたという日本人の友達が、カンボジアを訪れた時のとても興味深い話を聞かせてくれた。

彼が話してくれた通りに書いてみようと思う。
「これはオレにとってカルチャーショックだったんだけど、小さい子ども達が道で物売りをしてたんだよ。
いや違う、そのこと自体がショックだったんではなくて、あのね、最初そのうちの一人の女の子に韓国語で話しかけられたんだ。
でもオレ韓国語わかんないし黙ってたら、今度は中国語で話しかけてきた。
オレ中国語もわかんないよ、だから反応しなかったら、次には日本語で『おにいさん、これ安いよ』って、言ってきたんだよ!
たぶんあの子は5~6歳くらい?小学校に入ってるか入ってないかくらいだと思ったんだけど、いやもし学校に行けてるのならの話だけど、でもあんなに小さい子が3ヶ国語も喋れて、プラス当然母国語のクメール語も話すでしょ、欧米の観光客も多いからもちろん英語も話すでしょ。オレの後に欧米人に話しかけてるの見たよ。
合計5ヶ国語だよ?!6歳で5ヶ国語話せるんだよ?!
それに比べて俺ら日本人はナンなんだ。。20歳を超えたいい大人なのに日本語しか話せなくて、かつ英語が話せるようになるためにわざわざカナダで学校まで行って、それでも話せるようになってないって言うね・・。まあそれは置いといて・・。やっぱりあの子らは話せないとお金が稼げないから、そんだけ必死だってことだよね。オレもほんと、この甘々な環境をどうにかして抜け出さないと、って思ったよ!
あ、その子が売ってたのは絵葉書だったよ、10枚で1ドルくらいだったかな。」

・・・と言っていた。

途上国では、小さい子どもが働くのは至極当然のことと思われていることが未だに多くある模様。小さい子どもも働かないと、一家の生活が回っていかないから。そしてそういう国では、たとえ幼い子どもであっても、彼らは自分に割り当てられた仕事=観光客に売り物を買ってもらうこと、を一生懸命こなす。

外国人の観光客を相手にする以上、外国語というツール(英語は単なるツール。それ以上でも以下でもない。)はどうしても必要なのだ。ほかに選択はないのだ。

だから海外になんてもちろん行ったこともないし、学校で外国語を習ったこともないであろう、小さな子どもであっても5カ国語操ることができる。

この点私がカナダで出会った、「カナダに長く住んでいても、中国語だけを相手に商売しているために中国語しか話せない中国人」(英語圏の国に長く住んでいる=英語が流暢に話せるではない。2を参照。)とは対照的である。

とは言っても、私の友達が出会った5ヶ国語を話すという子どもは、母国語であるクメール語以外の言語では商売に必要な限られた語彙しか知らないだろう。おそらくクメール語以外の言語で長い会話をすることは難しいのではないかと思う。
それでも外国語を使って、自分の目的(売り物を買ってもらう)を見事に達成している。

私の友達も言っていたように、英語を学ぶ為に英語圏の国で生活ができて学校まで行けるという、恵まれた環境にいても英語を話せるようにならない人がいる一方で、貧しくて学校に行くことはおろか外国に行くことなんて夢のまた夢という環境にいる人の方がよほど多くの言語を話すことができるという現実。
そこには必死さの違いがあると思う。

そして後者にはきっと外国語に対する精神的なバリアなんて微塵も存在しないのではないだろうか。
間違えたら恥ずかしいとか、この言い方は不自然かもしれないとか、発音が変で笑われてしまうのではないかとか。
・・・そんなことは少しも考えてないだろうと思う。

環境を活かすも殺すも自分次第。
私の友達はそんなことを考えさせる話をしてくれた。


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プロフィール

Coco

Author:Coco
カナダ・バンクーバーで2012年ワーホリを経験。日本で何年勉強してもカナダで語学学校に通っても英語が話せなかったのに、その後「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で英語を学び、3ヶ月ほどで英語が話せるようになりました。
(ワーホリ終了後好奇心でTOEICを受けたところ970点でした)

帰国後の現在は都内企業で英語を使って働いています。

カナダでワーホリ中は始め語学学校に通っていたのですが、3ヶ月経っても英語が話せているとは思えず、かなり悩んでいました。
でもその後、知人から聞いて、日本の学校教育とも英会話スクールとも、海外の語学学校とも違う、
「暗記ナシ・教材ナシ・宿題ナシ・筆記用具もナシ」の方法で英語を学ぶようになりました。

すると今度は同じ3ヶ月で、現地の人とも臆することなく英語で会話できるだけでなく、英語が「自然」だと言われたり、「日本人の英語っぽくないから日本人だとは思わなかった」と言われたりするようにもなっていました。

英語を暗記しても話せるようになるのは難しい。
逆に、勉強方法を変えたら英語が話せるようになるのは簡単です。

私がブログに書いている自分の経験、とくに英語の勉強方法については、「英語を暗記しなくていいなんてアリエナイ」とのメッセージを頂いたこともあります。

「英語を暗記しない」・「英語は簡単」など、"常識"と反対のことを言っていますのでそう思われる方もいて当然だと思います。

でもそう言う方に是非お聞きしたいのですが、
「散々英語を暗記してきて、今、英語が話せるようになっていますか???」

***
・このまま勉強を続けたところで英語が話せている自分が想像できない
・留学やワーホリを考えているが英語が話せないまま海外に行って本当に大丈夫なのか?
と思っている方。

私もバンクーバーで英語を個人で学ぶようになるまで同じ疑問や不安を持っていました。

「暗記ナシ・教材ナシ・宿題もナシ」の、今までとは違う英語の勉強方法に興味がある方、英語を使って海外で仕事にボランティアに旅行に友達作り・・現地で自分が本当に望むワーホリ&留学がしたい方はご連絡ください。

◆ワーホリの王道(日本人が経験する「ワーホリの王道パターン」とは。)を行かないために、私がバンクーバーで受けていた英語を「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で学んだユニークな英語レッスンについてはこちら→
  • 英語を効果的に勉強する
  • 【動画で説明】一般的な英語学習の問題点。なぜ母国語を習得するのは簡単で、外国語を習得するのは難しいのか。

  • ◆レッスンは現在カナダだけでなくフィリピンやオーストラリア、日本でも受講できます。
    ◆オンライン(Skype)レッスンもあります。
    ◆レッスンを1ヶ月フィリピンで受けられ、現在カナダでワーホリ中のAmiさんのブログとインスタとツイッター
    →ブログ:My life
    →いつも同じガイドブックじゃつまらない。AmiさんのInstagram
    →英語や現地の日々奮闘している生活情報。AmiさんのTwitter

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