英語は練習すれば上手くなるという、幻想。

バンクーバーでESL(英語学校)に通っていた頃、私は自分の発音について真剣に悩んでいた。

私がカタカナ英語しか話せないということは自分でもよくわかっていたので、
学校で発音のクラスを受けるようになってすぐに、
先生にどうしたら私の発音は良くなるだろうかと、聞いてみた。

すると、"数ヶ月間授業だけじゃなくて学校の外でも「練習」をすれば、顔の筋肉が鍛えられて自然な発音ができるようになるはずだから。"
と言われた。

先生の言葉を信じて、私はその日から毎日発音の練習をすることを心に決めた。

学校の授業では、
英語を発音をする時の「正しい舌や唇の動かし方」を習ったり、
また似ている二つの音、例えば Lが入っている単語とRが入っている単語をCDで聴き比べてどちらの音かを当てる、といったことをしていた。

でも私には
何度見ても
正しい舌や唇の動かし方が覚えられない。

何度聞いても
LとRの違いがわからないのである。

(ある日隣の席のクラスメイトがどれも一回聞いただけで確信を持った顔で解答欄を埋め、しかも全問正解をしているのを見て、すごくうらやましく思ったことをまだ憶えている。)


練習の効果はいっこうに感じられないまま、
「とにかく練習しなければ・・・!」と思い込み、
放課後も図書館やカフェや、または教室に残って、
そして家に帰ってからも、
練習。

毎日毎日毎日・・・。

でも残念なことに、
LとRの違いはいつまで経っても分からなかった。

他人の発音を聞いても分からないし、
自分も正しく言えているのか分からない。

学校の先生は"数ヶ月"と言っていたけれど、
発音クラスのカリキュラムが一周する三ヶ月が経とうというのに分からないまま。。。
なのであった。

とうとう発音のクラスの先生に、“私は発音のクラスに毎日出て、家でも発音の練習をして努力しているけれど全然正しい発音というものがわからない。どうしたらよいのか”と言うと、

"あなたは吃音障害があるから自然な発音ができるようになるのは難しい。"
と言われてしまう。
(英語を効果的に勉強する:2を参照。)

それでも
"大丈夫、人より少し多く練習すれば、だいぶマシになるから。"
という先生の言葉をまた信じ、
教科書の"正しい発音の仕方"と自分の口とを一生懸命鏡で見比べながら、
時には自分の声を録音もして、
その後も「練習」を続けた。

私は耳も良い方ではないし、
吃音障害もあるらしい。

どんなに努力したところで、
カタカナ英語から抜け出すのは一生無理なのかもしれない・・・

そういう考えに向かいそうになる自分を、
必死に励ましながら。


今思うと、
私は自分が何を練習しているのか、何がゴールなのか、
ちっとも理解しないまま、
「練習」することによって発音を良くするどころか一層下手にしてしまっていただけであった。

学校を卒業し、個人で英語を習うようになり、
「練習」をようやく止めることができてから、私の発音は変わり始めた。


"私は日本人です"と言うと、
やっぱりね、といった顔をされてばかりであったのが、
"日本人です" と言うと、
驚かれるようになっていったのである。


英語に勉強も練習も必要ない。
では何が必要なのかと言うと、
今までに何度も書いてきたように、
「経験」なのである。

結局のところ、経験を通してでしか、言語は身にはつかないのである。
(“リアルな経験”の中で生きた英語を習得を参照。)


なぜ日本人が「私の母国語は日本語である」と自信をもって言えるかと言うと、
日本で生まれて成長していく中で、
日本語のカルチャー言語音楽(発音含む)話し方のテクニックも、
全て経験することで学んできたからなのである。


日本人もカナダ人もスペイン人も中国人もインド人もサウジアラビア人もケニア人も・・・
人類共通。

みな同じである。


「経験」を増やすために、私がバンクーバーで英語を習った先生のレッスンでは、
旅行にも行った。(英語が上手くなるには、「とにかく話す」こと?を参照。)


去年のグランドキャニオンとラスベガス旅行の他にも、RV(キャンピングカー)でカナダを横断する旅行など。(下はその途中の、ロッキー山脈での写真。)
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カナダと一口に言っても、
西のバンクーバーと東のトロントでは、
カルチャーは微妙に異なる。

旅行という、
普段の生活とは違うカルチャーの中で普段とは違う「経験」をすることによって、
自分が既に知っているカルチャーについてもまた新たな側面から考えることができるようになる。

これも言語を学ぶ上ではとても重要な要素なのである。



*お知らせ*
私がバンクーバーで英語を習っていた先生が、日本でも英語を教えてほしいとの依頼を受け、また前回のレッスンの続きのために再度3月の下旬に日本に行くそうです。今のところ、(北海道)、東京、大阪、(兵庫)、広島、福岡に行くことが決定しています。
今回日本で行うのは、今後海外に行くための「準備を完了させるレッスンだそうです。
日本にいる間に、海外に行っても通用するように、英語のカルチャーの考え方や振る舞い方ができるようにトレーニングします。

もし私の先生のレッスンを受けてみたいという方がいらっしゃればご連絡下さい。無料の体験レッスンを受けて頂けます。日本にいながらにして、英語のカルチャーを学ぶ方法、英語を効率的に早く伸ばす方法、余計なお金や時間をかけずに不安なく留学・ワーホリする方法なども含んだレッスン内容となっています。(日本でのレッスンを受けることで今後海外に行ったり、バンクーバーでもレッスンを受けなければならないといった制限はありません。)

今年はカナダとアメリカをRV(キャンピングカー)で巡る旅行を計画しているそうで、日本でレッスンを受ける方はそちらにも参加頂けます。

既にご連絡先をお知らせ頂いている方で、私または先生からのメールがまだ届いていないという方がいらっしゃれば至急ご一報下さい。(私は先生の代理人でもなければ先生のオフィスの人間でもないので、レッスンの場所、日程や費用などに関するご質問は先生の方へ直接お願いします。)


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Re: 初めまして。

里香さん

こんにちは、
コメントありがとうございます。
メールをお送りさせて頂きました。

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Author:Coco
カナダ・バンクーバーで2012年ワーホリを経験。日本で何年勉強してもカナダで語学学校に通っても英語が話せなかったのに、その後「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で英語を学び、3ヶ月ほどで英語が話せるようになりました。
(ワーホリ終了後好奇心でTOEICを受けたところ970点でした)

帰国後の現在は都内企業で英語を使って働いています。

カナダでワーホリ中は始め語学学校に通っていたのですが、3ヶ月経っても英語が話せているとは思えず、かなり悩んでいました。
でもその後、知人から聞いて、日本の学校教育とも英会話スクールとも、海外の語学学校とも違う、
「暗記ナシ・教材ナシ・宿題ナシ・筆記用具もナシ」の方法で英語を学ぶようになりました。

すると今度は同じ3ヶ月で、現地の人とも臆することなく英語で会話できるだけでなく、英語が「自然」だと言われたり、「日本人の英語っぽくないから日本人だとは思わなかった」と言われたりするようにもなっていました。

英語を暗記しても話せるようになるのは難しい。
逆に、勉強方法を変えたら英語が話せるようになるのは簡単です。

私がブログに書いている自分の経験、とくに英語の勉強方法については、「英語を暗記しなくていいなんてアリエナイ」とのメッセージを頂いたこともあります。

「英語を暗記しない」・「英語は簡単」など、"常識"と反対のことを言っていますのでそう思われる方もいて当然だと思います。

でもそう言う方に是非お聞きしたいのですが、
「散々英語を暗記してきて、今、英語が話せるようになっていますか???」

***
・このまま勉強を続けたところで英語が話せている自分が想像できない
・留学やワーホリを考えているが英語が話せないまま海外に行って本当に大丈夫なのか?
と思っている方。

私もバンクーバーで英語を個人で学ぶようになるまで同じ疑問や不安を持っていました。

「暗記ナシ・教材ナシ・宿題もナシ」の、今までとは違う英語の勉強方法に興味がある方、英語を使って海外で仕事にボランティアに旅行に友達作り・・現地で自分が本当に望むワーホリ&留学がしたい方はご連絡ください。

◆ワーホリの王道(日本人が経験する「ワーホリの王道パターン」とは。)を行かないために、私がバンクーバーで受けていた英語を「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で学んだユニークな英語レッスンについてはこちら→
  • 英語を効果的に勉強する
  • 【動画で説明】一般的な英語学習の問題点。なぜ母国語を習得するのは簡単で、外国語を習得するのは難しいのか。

  • ◆レッスンは現在カナダだけでなくフィリピンやオーストラリア、日本でも受講できます。
    ◆オンライン(Skype)レッスンもあります。
    ◆レッスンを1ヶ月フィリピンで受けられ、現在カナダでワーホリ中のAmiさんのブログとインスタとツイッター
    →ブログ:My life
    →いつも同じガイドブックじゃつまらない。AmiさんのInstagram
    →英語や現地の日々奮闘している生活情報。AmiさんのTwitter

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