英語を話しているつもり・・なのに“不自然”になってしまう、理由。

<関連エントリ:英語でもなければ、日本語でもない、mix語会話。

バンクーバーでESL(語学学校)に通っても英語が話せるようにならず焦っていた私が手当たり次第に読んだ(日本語で書いてある英語の勉強法についての)本の中に、
「生まれてからずっと日本語しか使ってこなかった人間が、急に英語で考えろと言ってもそれはムリな話。
最初から日本語で考えてそれを頭の中で英語に変換した方が良い。」
というようなことが書いてあった。

当時は、「やっぱりそうなのか・・。日本語を英語に脳内変換するには、英単語をいっぱい知らないと難しいよね・・」と思ったので、
後日私は英単語帳を購入。(とは言えそれにはほぼ目を通すことなく図書館に寄付することとなったが。→覚えた英単語の数=スピーキング力?

とくに長い文章を言いたいときなど、頭の中だけで言いたいことを逐一英語に翻訳するというのは難しく、日本語で一旦紙に書いてから、それを一語一語英語に直していく、ということも時にしていた。


私の英語学習はまさに試行錯誤の繰り返しであり、
英語の勉強法に関する本やネットや雑誌に書いてあること、周囲の人間から聞いたこと・・
たくさんの方法を試したが、
結局私には一つの方法しか必要なかったと、
今となってはよくわかる。

カルチャーから学ぶ、ということだ。


自身の経験から、私は一旦日本語で考えたものを英語に変換して話す、というのは
本当に効率的な学習法だとはどうしても思えなくなった。

なぜなら、私の場合一度日本語で考えたことを頭の中で英語にするとき、
それが”直訳”になってしまって、
自分では完璧に「正しい英語」を話しているつもりでも、
英語のカルチャーが抜け落ちてしまっていたことがよくあったから。

以前、自然な英語が話せるようになるための公式は「 英語のカルチャー + 英語の単語 」であると書いた(自然な英語が話せるようになるための、簡単な公式。)が、
いったん日本語で考えて、それを英語に変換するとなると、英語のカルチャーと語彙が切り離されたものとなり、
「 日本語のカルチャー + 英語の単語 」という、
”言葉自体は英語ではあっても英語のカルチャーがない、不自然な英語”になっていたのである。


例えば日本人は、「すみません」とよく言う。

それが無意識に英語にも出てくるのだろう、”日本人はすごくpoliteだよね。別に謝らなくてよいところで謝られた。”、と外国人の友達から言われたことがある。(friendlyとpolite 2つの文化の違いを参照。)

個人経営の小さなお店に入る時、
”Sorry”。

ビルのドアを先に入った人が抑えて待っていてくれる時も、
”Sorry”。


・・・日本語の「すみません」は、状況によって「こんにちは」にも「ありがとう」にもなるかもしれないが、
だからと言って「すみません」を言葉通りに英語に訳しただけの"Sorry"では、
場合によっては誤解や、いらぬトラブルを招くこともある。

(日本人ほどではないとは言え、私はカナダ人は他の英語圏の国の人に比べると”Sorry”を言う頻度が高い、とは思うが。それでもやはり英語の"Sorry"を、日本人以外の人が"thank you" や "Hello"の代わりに使う場面を見たことはない。)


polite(礼儀正しい)であることには人一倍気を使う日本人、
言葉自体は完璧に「正しい英語」であるにも関わらず、そこからは英語のカルチャーが抜け落ちてしまっているために、店員から冷たい扱いを受けてしまうこともある。(カフェでコーヒーを買う度、店員から冷たくあしらわれていた理由。を参照。)


語彙さえ憶えれば英語が話せるようになるというのは
日本の6年(人によってはそれ以上)にも及ぶ学校教育で教え込まれた幻想であって、
それによって語彙を憶えてテストで良い点が取れるようになる、ということはあるかもしれないが、
英語が話せるようになる、ということは、起こりえない。

英語のカルチャーが抜けた英単語の”意味だけ”を憶えても、それは不自然な英語だから。

そしてカルチャーの経験なしで憶えたことは、どう頑張っても忘れてしまうから。


だからそれに気づいていなかった当時の私が話していたのは、
自分ではいくら英語を話しているつもりではあっても、
英語でもなければ日本語でもない、”mix語”であった。


★★★★★

私がバンクーバーで個人で受けていた英語のレッスンの一環((“リアルな経験”の中で生きた英語を習得))で今年RV(キャンピングカー)でロッキー山脈へ行った中国人の生徒さんたち。(*顔写真掲載の許可を頂いています。去年のRV旅行の写真は→英語は練習すれば上手くなるという、幻想。

Rockytrip5

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*お知らせ*
私がバンクーバーで英語を習っていた先生が、9月に再来日する件に関しまして、既にご連絡先をお知らせ頂いている方で、先生からのメールがまだ届いていないという方がいらっしゃれば大至急ご一報下さい。(私は先生の代理人でもなければ先生のオフィスの人間でもないので、レッスンの場所、日程や費用などに関するご質問は先生の方へ直接お願いします。)



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プロフィール

Coco

Author:Coco
カナダ・バンクーバーで2012年ワーホリを経験。日本で何年勉強してもカナダで語学学校に通っても英語が話せなかったのに、その後「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で英語を学び、3ヶ月ほどで英語が話せるようになりました。
(ワーホリ終了後好奇心でTOEICを受けたところ970点でした)

帰国後の現在は都内企業で英語を使って働いています。

カナダでワーホリ中は始め語学学校に通っていたのですが、3ヶ月経っても英語が話せているとは思えず、かなり悩んでいました。
でもその後、知人から聞いて、日本の学校教育とも英会話スクールとも、海外の語学学校とも違う、
「暗記ナシ・教材ナシ・宿題ナシ・筆記用具もナシ」の方法で英語を学ぶようになりました。

すると今度は同じ3ヶ月で、現地の人とも臆することなく英語で会話できるだけでなく、英語が「自然」だと言われたり、「日本人の英語っぽくないから日本人だとは思わなかった」と言われたりするようにもなっていました。

英語を暗記しても話せるようになるのは難しい。
逆に、勉強方法を変えたら英語が話せるようになるのは簡単です。

私がブログに書いている自分の経験、とくに英語の勉強方法については、「英語を暗記しなくていいなんてアリエナイ」とのメッセージを頂いたこともあります。

「英語を暗記しない」・「英語は簡単」など、"常識"と反対のことを言っていますのでそう思われる方もいて当然だと思います。

でもそう言う方に是非お聞きしたいのですが、
「散々英語を暗記してきて、今、英語が話せるようになっていますか???」

***
・このまま勉強を続けたところで英語が話せている自分が想像できない
・留学やワーホリを考えているが英語が話せないまま海外に行って本当に大丈夫なのか?
と思っている方。

私もバンクーバーで英語を個人で学ぶようになるまで同じ疑問や不安を持っていました。

「暗記ナシ・教材ナシ・宿題もナシ」の、今までとは違う英語の勉強方法に興味がある方、英語を使って海外で仕事にボランティアに旅行に友達作り・・現地で自分が本当に望むワーホリ&留学がしたい方はご連絡ください。

◆ワーホリの王道(日本人が経験する「ワーホリの王道パターン」とは。)を行かないために、私がバンクーバーで受けていた英語を「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で学んだユニークな英語レッスンについてはこちら→
  • 英語を効果的に勉強する
  • 【動画で説明】一般的な英語学習の問題点。なぜ母国語を習得するのは簡単で、外国語を習得するのは難しいのか。

  • ◆レッスンは現在カナダだけでなくフィリピンやオーストラリア、日本でも受講できます。
    ◆オンライン(Skype)レッスンもあります。
    ◆レッスンを1ヶ月フィリピンで受けられ、現在カナダでワーホリ中のAmiさんのブログとインスタとツイッター
    →ブログ:My life
    →いつも同じガイドブックじゃつまらない。AmiさんのInstagram
    →英語や現地の日々奮闘している生活情報。AmiさんのTwitter

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