カナダ現地人がもつ「アジア人留学生の印象」とは?

語学学校(ESL)の元教師から聞いたアジア人留学生の印象


”以前語学学校(ESL)で英語を教えていたが、今は辞めて他の仕事をしている”というカナダ人女性に出会った。
”語学学校で英語を教えていた”彼女と、”語学学校で英語を教わったことがある”私。

当然話題は「語学学校について」になった。

彼女はもともと「英語を教える」ということに対して特別興味や思い入れがあったわけでもなく、大学を卒業したはよいが自分の専門と関連した職がなかなか見つからなかったため、語学学校で1年弱働いた、らしい。それまでとくに興味がなかったのだから、もちろん英語指導の専門的な教育なんて受けていないし経験もない、まったくのド素人だったけれど、”英語教師になれた”と言っていた。

私が通っていた語学学校は彼女が教えていたのとは違う学校だが、そこの先生達もみんな大学での専門は英語教育とは全然関係がない人ばかりだったし、教え方にもバラツキがあったから、まぁそんなものなのだろう、と思う。
(実際、”アジア人は身体構造的に英語を話すのが難しいんだ”とか言う教師もいたし。。→「日本人が英語を話すのは難しい」、は大間違い。3を参照。)


彼女と話していて、「へぇ~」と思ったことの一つ。

例えば日本と違って、カナダでは履歴書(resume)に顔写真をつけたりしない(ついでに言えば、年齢や性別なんかも書く必要がない。そういった情報を書類を提出する段階で企業側が求めるのは違法)のだけれど、これ語学学校の場合はちょっと違うらしい。
”語学学校の先生なんて人気商売(=外見が大事)だから、自分から顔写真つけて出す人も結構いる”らしい。

でもそんなことより、彼女がこの日話したことの中で私が一番印象的だったこと。
それは、語学学校に通うアジア人の留学生の印象を"FOLLOW THE DUCK"と表現したこと、であった。


"FOLLOW THE DUCK" とは、つまり、こういうこと。
    
follow the duck

カナダにいてもアジアを求める、アジア人留学生たち


(バンクーバーの大半の語学学校と同様に)彼女が勤めていた語学学校もやはり日本人と韓国人が群を抜いて多かったと言う。

そして彼らが、学校の中だけでなく学校の外でも、いつも一緒に行動しているのが彼女にはとても不思議に見えた、と言っていた。

放課後、図書館やカフェに連れ立って「勉強」に行くのは決まって日本人と韓国人の留学生だし、ダウンタウンのカフェでよく留学生が集まって話しているのを見ることがある(一般に”カンバセーションクラブ”と呼ばれる)けれど、そこに集まっているのもまた大半が日本人と韓国人。

”彼らはカナダにいても常にアジアを感じていたいんでしょうね”、と、彼女は言った。

”RAW"(→英語がわからず"Sorry"と言ってしまう・・惨めだった気持ち。を参照)で、"FOLLOW THE DUCK"。


これが現地の、アジア人留学生を知るカナダ人の正直な印象だと、カナダに着いたばかりの頃の私が知っていたら、
・・・もしかしたら何かが変わっていたかもしれないな、と思った。


留学生がもつ「赤信号、皆で渡れば怖くない」の心理


バンクーバーには語学学校が乱立している(ダウンタウンだけでも100校以上があるらしい)。

私が「面白い」と思うのは、バンクーバーでは(バンクーバーに着いたばかりの留学生を除いて)語学学校に通っても英語が話せるようにならないことなんて誰でも知っているけれど、けどだからと言ってお金も時間も使って話せるようになってないって、「これっておかしくないか?」と言う人は滅多にいない、ということ。

そもそも当の「語学学校に通っている留学生」ですら、”数ヶ月学校に通ったところで英語が話せるようになるなんて無理”だと言って、諦め、受け入れているのが現状である。(留学しても英語を「話せない」人が圧倒的に多い、理由?を参照。)

いつまで経っても「英語が話せるようにならない」ものだから、学校を転々と、何回も変え、結局帰国直前まで語学学校に通うことになっていたり、学校を卒業しても「英語環境で働くのは不安だから、日本語が使える所で・・」とカナダにいても自ら日本語環境で働くことを求めていたり(なぜか多くの日本人留学生が日本食レストランで働く、理由?)して、後になってようやく「学校に通った時間とお金がもったいなかった」と気がつく。

でも学校に通う前には、気がつかない。

だって、”みんな”が、そうしているから。


follow the duckfollow the duckfollow the duck

        

語学学校(ESL)で数ヶ月間一生懸命勉強し、その結果は・・・


私はカナダにワーホリで行く前に読んでいた色々な人のブログで、「語学学校に行って英語が話せるようになった」と言っている人がいなかったので、語学学校に通うことに疑問があったことはあったのだが、かと言ってそれ以外にどうしたらよいのか、当時はわからなかった。

バンクーバーに着いたばかりの頃の私の行動範囲と言えば、ホームスティ先の家と、エージェントと、体験レッスンを受ける語学学校(日によって変わる)だけだったから、そこで出会う人たちも当然「まずはどこかの学校に通うこと」を大前提に私に話をしてくる。

そうこうするうちに、「やっぱり”みんな”が言うように、最初は学校に通うものなんだろうなー・・・」と私の考えも「学校に行くこと」に傾き始めた。

どころか、「”みんな”は学校へ行っても話せるようにならなかったかもしれないけれど、私はそうはならないようにがんばろう・・・今は全然話せないけれど、語学学校に通って一生懸命勉強して、英語だけ使う生活をしていれば英語が話せるようになる、はずだから・・・”」と、自分にだけは奇跡 が起きることを期待するようになっていった。(ワーホリしても英語を「話せない」人が圧倒的に多い、理由?

自分なりに日本では一応「英語を勉強してきた」つもりだったのだけれど、バンクーバーで生活を始めてすぐに、自分の英語が思っていたよりも通じないことに衝撃を受けていた。

語学学校で体験レッスンを受けたとき、勇気を出して日本人ではない留学生に話しかけても、自分の発音がカタカナ英語すぎて、相手はキョトンとした顔をする。
私も、日本人が話す(カタカナ)英語なら聞き取れるのだけれど、日本人以外が話す英語はもうさっぱりわからない。

だって中学で、あんなに繰り返し練習させられて、もう条件反射で答えてしまうまでになっていた"I'm fine, thank you. and you?" からして、現地の人に爆笑されたくらいなのである。(海外に行く前に知っておきたい、「How are you?」への答え方

その頃の私は、自分が日本で勉強してきたの英語とは、残念ながら「英語の文化/カルチャーが欠けた英語」だったことには、少しも気づいていなかった。だから自分では何年も英語を「勉強」してきたはずだったのに、「何で私は日本でもっと勉強してこなかったんだろう」と、何度も何度も何度も、思った。

やがて私は、体験レッスンを受けたいくつもの語学学校の中から「何となく雰囲気がよさそうだから」で決めた学校に通うようになった。

(その時はまったく気づいていなかったが)私は「カナダでも日本でしていたことと同じことを続ける」という道を、自分で選んだのである。さすがにカナダの語学学校では、「"How are you?"と言われたら、"I'm fine, thank you. and you?"と答えなさい。」なんてことは教わらなかったが、でも結局は日本で私がしていたことも、カナダの学校でしていたことも同じと言える。
教師に言われるまま教科書に載っている単語や文法やイディオムを暗記して、テストで自分はどれだけ暗記することができたかをチェックする。それだけだから。

だから学校に通い始めてからしばらくして、家の近所の道端で見知らぬ白人男性から突然話しかけられてあれこれ個人的なことを聞かれるという”想定外”の事態が起こったとき、どう対処したらよいのかまったくわからず、名前を聞かれ、私はあっさり教えてしまった。(日本人がカナダで一番セクハラを受ける理由。;つづき

日本でなら、こんなことには絶対にならない。

でもカナダでは、私は最後までその人の話に耳を傾けていた。

いくら語学学校に通って単語と文法の知識を増やしたところで、英語の文化/カルチャーは理解できず、それを使うこともできない。

だからその頃の私は、英語で話しかけられてしまうと、ただ相手のペースに巻き込まれるだけだった。

学校に通っても、私は相変わらず"RAW"だった。

(なのでそれがいつの間にか対処できるようになっていた(しかも無意識に)ときはすごく嬉しかった。→街で声をかけられた・・・さてどうするを参照。)


カナダで”RAW”のまま生活を始め、学校に通って”FOLLOW THE DUCK”になる。
だとしたら、学校を終える数ヵ月後にはどんな結果が待っているだろうか。

・・・カナダに渡る前、もしくはせめてカナダにまだ着いたばかりの頃に私がそれに気がついていたなら、自分は一体どういう選択をしていただろうか・・・、と私は彼女と話しながら考えた。


<関連エントリ:日本人のワーホリに対する、あるカナダ人の視点。



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***動画クイズ***


(問題)
1)動画の中で、不自然だと感じるのはどの部分ですか?
2)なぜこの動画の日本語は不自然だと感じられるのでしょうか?
3)なぜこの動画の日本語は”外国人の日本語”だと感じられるのでしょうか?
4)もっと自然な話し方をするには、あなただったら何をどのように変えますか?




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2014年1月27日に公開した記事に加筆しました。
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コメント

Re: No title

> Cocoさん、こんにちは。
> 以前もメールさせていただきました。
>
> 以前、日本にいたときこちらを見つけ興味を持ったのでメールさせていただいていたのですが、skypeでの授業に不安を感じてしまい、そのままバンクーバーに来てしまいました。
>
> 今現在、ワーキングホリデーでバンクーバーに着いたばかりで、語学学校のトライアルレッスンをいくつか受けているのですが、どうしても日本にいるときと同じようなことしかしない授業に疑問を抱いてしまい、英語で話したい!話せるようになりたい!という目標が達成できるのか不安になってしまいました。
>
> そこでこちらを思い出したのでまた連絡させていただきました。
> 以前途中であきらめてしまったのに申し訳ないですが、また連絡いただけると嬉しいです。

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Re: 初めまして

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プロフィール

Coco

Author:Coco
カナダ・バンクーバーで2012年ワーホリを経験。日本で何年勉強してもカナダで語学学校に通っても英語が話せなかったのに、その後「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で英語を学び、3ヶ月ほどで英語が話せるようになりました。
(ワーホリ終了後好奇心でTOEICを受けたところ970点でした)

帰国後の現在は都内企業で英語を使って働いています。

カナダでワーホリ中は始め語学学校に通っていたのですが、3ヶ月経っても英語が話せているとは思えず、かなり悩んでいました。
でもその後、知人から聞いて、日本の学校教育とも英会話スクールとも、海外の語学学校とも違う、
「暗記ナシ・教材ナシ・宿題ナシ・筆記用具もナシ」の方法で英語を学ぶようになりました。

すると今度は同じ3ヶ月で、現地の人とも臆することなく英語で会話できるだけでなく、英語が「自然」だと言われたり、「日本人の英語っぽくないから日本人だとは思わなかった」と言われたりするようにもなっていました。

英語を暗記しても話せるようになるのは難しい。
逆に、勉強方法を変えたら英語が話せるようになるのは簡単です。

私がブログに書いている自分の経験、とくに英語の勉強方法については、「英語を暗記しなくていいなんてアリエナイ」とのメッセージを頂いたこともあります。

「英語を暗記しない」・「英語は簡単」など、"常識"と反対のことを言っていますのでそう思われる方もいて当然だと思います。

でもそう言う方に是非お聞きしたいのですが、
「散々英語を暗記してきて、今、英語が話せるようになっていますか???」

***
・このまま勉強を続けたところで英語が話せている自分が想像できない
・留学やワーホリを考えているが英語が話せないまま海外に行って本当に大丈夫なのか?
と思っている方。

私もバンクーバーで英語を個人で学ぶようになるまで同じ疑問や不安を持っていました。

「暗記ナシ・教材ナシ・宿題もナシ」の、今までとは違う英語の勉強方法に興味がある方、英語を使って海外で仕事にボランティアに旅行に友達作り・・現地で自分が本当に望むワーホリ&留学がしたい方はご連絡ください。

◆ワーホリの王道(日本人が経験する「ワーホリの王道パターン」とは。)を行かないために、私がバンクーバーで受けていた英語を「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で学んだユニークな英語レッスンについてはこちら→
  • 英語を効果的に勉強する
  • 【動画で説明】一般的な英語学習の問題点。なぜ母国語を習得するのは簡単で、外国語を習得するのは難しいのか。

  • ◆レッスンは現在カナダだけでなくフィリピンやオーストラリア、日本でも受講できます。
    ◆オンライン(Skype)レッスンもあります。
    ◆レッスンを1ヶ月フィリピンで受けられ、現在カナダでワーホリ中のAmiさんのブログとインスタとツイッター
    →ブログ:My life
    →いつも同じガイドブックじゃつまらない。AmiさんのInstagram
    →英語や現地の日々奮闘している生活情報。AmiさんのTwitter

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