「ワーホリ留学したのに英語が話せない人の共通点」とは?

自分の経験と、たくさんのワーホリ・留学経験者と話をして気づいたこと。


私はカナダのバンクーバーでワーホリを開始した直後は語学学校(ESL)に通って英語を勉強していた。
3ヶ月通ったが、卒業する頃になっても自分が英語を話せているとはまったく思えず、「このまま1年過ごして英語が話せないまま帰国なんてことになったらどうしよう・・」とかなり焦っていた。
そんな頃、知り合いから聞いて英語を個人で習うようになり、そこで今までの英語の勉強(単語や文法の暗記)とは違う方法で英語を学び、語学学校(ESL)と同じ3ヶ月が経つ頃には現地の人とも普通に話ができるようになっていた。

一方で、私はこれまで「ワーホリや留学をしたことがあるが、英語が話せるようになっていない」という人とたくさん出会ってきたし、今も変わらず出会っている。また「海外で英語を勉強しているが英語が伸びなくて悩んでいる」とこのブログを通してメッセージをもらうこともよくある。

私が思うに、「ワーホリや留学をしたことがある/しているが、英語が話せるようになっていない」という人にはざっくり言って以下の3つが共通点としてあると思う。
①語学学校(ESL)に通って英語を勉強していた/いること
②自分と似たバックグラウンドを持つ人(アジア人留学生)とばかりいつも一緒にいた/いること
③現地の文化を学べていない、もしくは文化についてなど考えたこともないこと



①語学学校(ESL)に通って英語を勉強していた/いること


前にも書いたことがあるが、ESLというのは英語学習の一番低いレベルである。(誰も教えてくれない、英語を学び始める「前」にすべきこと。 を参照。)
通常ESLとは、英語を第二言語として学ぶ人のための学校とか組織やコースを指した文脈で使われている言葉だと思うが、実は言語習得のレベルを表す言葉でもある。

言語習得のレベルは以下の通り。
ENS(English Native speaker)
・・・その名の通り、英語圏の国で生まれて育ち、英語が母国語である人のレベル。

1.ENL(English Native Language)
英語圏の国で生まれて育ってはいないためネイティブイングリッシュスピーカーには決してなれないが、
ネイティブイングリッシュスピーカーに最も近い話し方をすることができるのがこのレベル。
普通英語を話すとき、話し方や発音でその人がどこの国出身か大体わかるものだが、ENLの人の場合は出身がどこかは聞いてみないとわからない。

2.ESC(English Second Culture)
英語で意志疎通ができるだけでなく、英語の文化/カルチャーの中で英語の文化/カルチャーに合った振る舞いができるレベル。このレベル以上になると、英語圏の国でハイレベルな英語を使う仕事、例えばオフィスでの仕事でも問題なくできる。

3.ESLC(English Second Language Communicator)
英語で意志疎通はできるが自分の考えを自由に表現したり複雑な話や深い話をしようとなると途端に難しくなってしまうレベル。臨機応変に話すことはできないが、決まりきったフレーズしか使わない仕事ならできる。

4.ESL(English Second Language)
このレベルでは、英語で意思疎通ができるかどうかは問わない。英語を全然まったく話せなくても、英語の単語をいくらか知っているとか文法の知識が多少あるとかだけでも、「私はESLのレベルです」と言える。


・・・つまり、語学学校(ESL)に通っていた頃の私は、知らずに一番低いレベルの英語習得を目指していたということになる・・・。


②自分と似たバックグラウンドを持つ人(アジア人留学生)とばかりいつも一緒にいた/いること


語学学校(ESL)に通ったことのある人の大半が頷いてくれることと思うが、日本人がワーホリや留学で行くような海外の都市には必ず多くの語学学校(ESL)があり、そこに通う人の多くもまた日本人や韓国人である。

私はよくバンクーバーの語学学校(ESL)で授業を受けながら、「私はカナダに来たはずなのに、(周りにいるのは同じような外見と恰好をした日本人と韓国人ばかりで、)何だかまだ自分は日本にいるような気がするなぁ~」と思っていた。

毎日教室で顔を合わせ、同じような悩み(読み書きはずっと勉強してきたのでそこそこだがスピーキングがまるでダメ)をもつ、アジア人の留学生。
そんなクラスメイト達と仲良くなるのに時間はかからない。

だから海外にいても「いつも一緒にいるのはアジア人の留学生だけ」という人はまったく珍しくないのだ。


③現地の文化を学べていない、もしくは文化についてなど考えたこともないこと


語学学校(ESL)に通い、自分と似たバックグラウンド(文化背景)を持つアジア人留学生とだけいつも一緒にいるということは、現地の文化を学ぶ機会を自分で減じているということでもある。

だって、たとえ自分が今いる場所が英語圏の国であり、日本とは違う文化をもつ国だとしても、そこで常に自分と同じような考え方や価値観・ライフスタイル・行動様式(文化)をもつ人に囲まれているのだとしたら、異文化を感じる方が難しい。

よってそういう人の場合、「身体は海外にあっても頭の中は日本」ということが起こりがちで、だからこそ、日本の文化と現地の文化をmixした言葉をしゃべってしまいがちにもなる。
(カフェでコーヒーを買う度、店員から冷たくあしらわれていた理由。)

そして日本の文化と現地の文化をmixした言葉では、自分ではまったくそんなつもりはないのに、現地の人にとっては「失礼」だと思われたり、違和感をもたれたりして、これがますます自分を現地の文化から遠ざけるという悪循環になる。

結局、①~③はすべて繋がっている。


勘のいい人なら、この①~③のすべてが繋がっていることに気づいていることと思う。
①語学学校(ESL)に通って英語を勉強する

②教室で出会う、自分と似たバックグラウンドを持つ人(アジア人留学生)とばかりいつも一緒にいる

③海外にいても現地の文化を学ぶのが難しくなる



①私は別に語学学校(ESL)に通うのがよくないと言いたいわけではなく、日本でしてきた英語の勉強と同じように、海外でも単語や文法の暗記を続けたいと思う人はぜひとも語学学校(ESL)に通うべきだと思う。

②それに、アジア人留学生と一緒にいるのが悪いと思うわけでもまったくない。アジア人留学生と友達になること自体はまったく問題ではない。問題なのは、英語を学ぶということは自分が関わることのできる世界を広げるための行為であるはずなのに、ましてや異文化を学ぶには絶好の場である海外にいるのに、無意識にそこで「自分たちだけの世界」を作ることで、現地の人や、自分たちとはまったく違うバックグラウンドを持つ人たちとは関わろうとしないようになることだと思う。

③「現地の文化になど興味はない」と言う人は、そもそも海外に行かない方が幸せだと思う。
でも海外に行って英語を学ぼうとする人は、当然ながら海外に興味があるからこそ行っているはず。なのにそこであまりにも現地の文化に対して無意識な人が多いのはもったいないと思う。
何度もここに書いているけれど、文化は言語の一部なのだから。(英語を効果的に勉強するを参照。)


***お知らせ***
昨年の12月に私がカナダのバンクーバーでワーホリ留学中に英語を個人で習った先生が来日をされ、「ワーホリ&留学の説明会」と、「ダラダラと時間をかけずに英語を素早く上達させる方法」などについてレッスンをされました。

下の画像は、その同じ先生のレッスンを、今年フィリピンで受けられる予定で、説明会とレッスンに2日間参加をされた生徒さんと私とのLINEの会話です。
LINETALK_2016afterSetumeikai

先生は既にカナダへ帰国されていますが、私がカナダのバンクーバーでワーホリ留学中に学んだ英語の学習方法についてご興味のある方は、東京都内であれば直接会ってお話することも可能です。

このブログのコメント欄か、画面右下に表示されるメッセージ欄か、LINEからご連絡ください。

LINEはstop_study_speak_engで検索頂き、
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プロフィール

Coco

Author:Coco
カナダ・バンクーバーで2012年ワーホリを経験。日本で何年勉強してもカナダで語学学校に通っても英語が話せなかったのに、その後「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で英語を学び、3ヶ月ほどで英語が話せるようになりました。
(ワーホリ終了後好奇心でTOEICを受けたところ970点でした)

帰国後の現在は都内企業で英語を使って働いています。

カナダでワーホリ中は始め語学学校に通っていたのですが、3ヶ月経っても英語が話せているとは思えず、かなり悩んでいました。
でもその後、知人から聞いて、日本の学校教育とも英会話スクールとも、海外の語学学校とも違う、
「暗記ナシ・教材ナシ・宿題ナシ・筆記用具もナシ」の方法で英語を学ぶようになりました。

すると今度は同じ3ヶ月で、現地の人とも臆することなく英語で会話できるだけでなく、英語が「自然」だと言われたり、「日本人の英語っぽくないから日本人だとは思わなかった」と言われたりするようにもなっていました。

英語を暗記しても話せるようになるのは難しい。
逆に、勉強方法を変えたら英語が話せるようになるのは簡単です。

私がブログに書いている自分の経験、とくに英語の勉強方法については、「英語を暗記しなくていいなんてアリエナイ」とのメッセージを頂いたこともあります。

「英語を暗記しない」・「英語は簡単」など、"常識"と反対のことを言っていますのでそう思われる方もいて当然だと思います。

でもそう言う方に是非お聞きしたいのですが、
「散々英語を暗記してきて、今、英語が話せるようになっていますか???」

***
・このまま勉強を続けたところで英語が話せている自分が想像できない
・留学やワーホリを考えているが英語が話せないまま海外に行って本当に大丈夫なのか?
と思っている方。

私もバンクーバーで英語を個人で学ぶようになるまで同じ疑問や不安を持っていました。

「暗記ナシ・教材ナシ・宿題もナシ」の、今までとは違う英語の勉強方法に興味がある方、英語を使って海外で仕事にボランティアに旅行に友達作り・・現地で自分が本当に望むワーホリ&留学がしたい方はご連絡ください。

◆ワーホリの王道(日本人が経験する「ワーホリの王道パターン」とは。)を行かないために、私がバンクーバーで受けていた英語を「暗記ナシ・教科書ナシ・宿題もナシ」の方法で学んだユニークな英語レッスンについてはこちら→
  • 英語を効果的に勉強する
  • 【動画で説明】一般的な英語学習の問題点。なぜ母国語を習得するのは簡単で、外国語を習得するのは難しいのか。

  • ◆レッスンは現在カナダだけでなくフィリピンやオーストラリア、日本でも受講できます。
    ◆オンライン(Skype)レッスンもあります。
    ◆レッスンを1ヶ月フィリピンで受けられ、現在カナダでワーホリ中のAmiさんのブログとインスタとツイッター
    →ブログ:My life
    →いつも同じガイドブックじゃつまらない。AmiさんのInstagram
    →英語や現地の日々奮闘している生活情報。AmiさんのTwitter

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